
あがり症とは病気?
主な原因と症状
- ソワソワと落ち着かなくなる
- 顔が赤く、または青くなる
- 大量に汗をかく
- 心臓の鼓動、動機が激しい
- 震えやしびれが出る
- 息が苦しくめまいを感じる
- トイレが近くなる
- 前日不眠症になる
- 興奮しすぎてしまう
- 人前に出ると緊張する
- 心理的に苦手意識がある
- パーティや飲み会が嫌い
- 自分に自信がない
上のような症状がたくさんあり、支障が出るほどなら社交不安障害などの病気の可能性が高くなります。
ですがあがり症は誰にでも起こること。軽度の緊張はほとんどの人で起こることなのです。病気とは違います。
過去に大きな失敗をして、トラウマになった。電話やスピーチなど注目される状況で、知らない人前で話すとあがり症になることもあります。自分に自信がないこと、メンタルトレーニングなど緊張対策をしてないと悪化することも。
何事も限度を超えると病気扱い。軽いストレスは日常ですが、重いストレスになるとうつ病や依存症に発展することもあります。
私は過去にひどい対人恐怖症になったことがあるんです。今は軽いあがり症程度ですが、コンプレックスは残りました。
私の体験例
私は過去にイジメを受けたことがあります。小学校中学校という時期なのでよくあることでもあるでしょう。不安症のようなものが出ていてい、大きなストレスと神経症、うつ病のようになってました。
普通だったら考えられない。それがうつ病や精神的な疾病の問題なんです。あがり症という症状よりも不安症や対人恐怖症に近くなってました。
子供達のケンカと、大人からの叱責。自分に落ち度がないにもかかわらず、大人や親は理解を示さなかった。いわゆる喧嘩両成敗なのです。
人間不信になり、それまでの友達とも絶縁。不登校や中退などで荒れてました。それを克服するにも長い時間がかかったのです。長期療養。新しい環境での仕事と生活。それであがり症は克服に向かっていきました。
なぜ自分が対人恐怖症に近いのか?ストレスやトラウマなど何が原因でどこに問題があるのか?理解して考え方を変えたり、失敗してもいいという気持ちで解决していったのです。
あがり症は重度になってしまうと恐怖症になるんです。そんな人は休んでこころを癒すといいでしょう。人の信頼関係が絶対とは言いませんが、家族や親友などと関係を取り戻してもいいことです。
軽度のあがり症はいつでも起きてしまいますよね。今でも私は軽い緊張は出てます。これはトレーニングしたり、深呼吸したりと、いくつか解決策をとること。
原因と性格気質
原因1 初体験の緊張
未経験のことをすると、何をしたらいいか迷ってしまう。失敗して恥をかくという緊張からあがり症が出ます。これを克服するにはいろいろな経験を積むこと。慣れておくことです。
原因2 責任感が強いマジメ
気負いすぎるタイプの人が起きやすい症状です。休めない、人に任せられない。神経質だったり、完璧主義者なので緊張しすぎてしまう。これを治すには、100%マニュアルどおりでなくてもいいという適度な意識を持つこと。
原因3 自意識過剰気にしすぎ
周囲との違いが気になったり、人から注目されていると思いこむタイプの人です。多くの人前だと極度のあがり症になってしまう。解決するには「自分はそれほど特別でもヘンでも注目もされてない」と認識することです。
原因4 失敗が怖い
ミスして大恥をかいたり、罵倒されるなどの仕打ちを怖がる性格の人です。克服していくには、恥をかくという心理を改善していくこと。叱責されないように準備したり、「いつものこと」と怒られることに慣れるのです。
私はこの4つの性格気質のどれにも当てはまるタイプでしたね。自意識過剰になりすぎるとヘンなことが気になりすぎる。思い込みが出てしまいがち。思い込みでそれほどの問題でもないことで悩んでしまうわけです。
治していくためには、どれが原因なのか。自分はどんな人で、どこを治すとよいかをしることです。軽いあがり症は考え方やこころの持ち方ですぐに解決していきます。




社交不安障害 SAD
あがり症から症状が重くなると社会不安障害になる人もいます。対人恐怖症、視線恐怖症、男性恐怖症、女性恐怖症などが出たら要注意。
極端に他人を嫌うようになって、ひきこもり。パニック症状のようにおかしな言動が出たら危険信号です。
人見知りや会話が苦手な人、もともと気が弱い性格の人がなりやすいです。社交不安症(SAD)とは社交的なこと全般なので、普通の何気ないおしゃべりでもうまくいかなかったり、緊張してしまう。
ですが解決するには、何も人当たりがよくておしゃべりな人にならなくてもいいんです。そもそも「いい人」になろうとか、「いい人」じゃないといけないという思い込みが不安症にさせるんです。
私が克服していくには、そうした間違った世間の認識を正すことでした。社会的に正しい、規範という枷を外すこと。自分が劣っているとか、うまくできてないことを認めるんです。
マナーとかモラルを気にしすぎて頭がいっぱいになってしまう。そんなタイプの人は、完璧主義を辞めて社交辞令ができてなくてもいいと思うこと。注意されても仕方ないと思うこと。
解決策は考え方一つ。「自分が病気扱いされるのは嫌だ!」。私が精神科でカウンセリングを受けなかった理由がここにあります。プライドですね。精神病と言うと社会からも低く見られますから。「人間失格」という太宰治小説のような話です。
自分に症状があることを自覚して、どんな考え方が良いかを探ることです。
克服治す方法とは
あがり症を治すには上に挙げたようなことから、自分にあった対処法を探すことです。
- 「迷惑をかける」という意識を持ちすぎない
- 「空気を読む」を気にしすぎない
- 「恥をかく」という考えを捨てる
- いろいろな経験を積む
- 失敗したことより成功したことの意識
- 呼吸法やツボマッサージ
- アロマなどリラクゼーション
頭がいっぱいになる・・・。それならやることを減らす。メモ書きを持ったり、頭の中を整理することです。いろいろありすぎてまとまらない。どもってしまったり、「あーえっと」など口ごもるなら特に有効です。
過呼吸という息の吸いすぎもあります。深くてゆっくりと息をすることでリラックスできます。酒類アルコールはかえって震えが出たりするためおすすめしません。
私はなぜかいつもストレスや不快感が出やすい人でした。緊張してないのに不安やストレスを感じる。自律神経失調症や生活習慣の乱れがあるかもしれませんね。朝、午前中に強い光を浴びて運動すること。セロトニンという神経伝達物質がやる気やこころの落ち着きを出してるそうです。
心理学では認知行動療法が良いとされてますが、私個人はおすすめしません。ロールシャッハテストってなんですか?うちの姉の精神病は全然治らないですよ。私自身も心理療法の書籍を読んでも良くならなかった。
相談ならどこがいい
世間の人の声を信じすぎないこと。「病院行ったほうがいいよ」これが間違い。病院でなんでも解決できるなんてありえませんから。精神科の現実は悲惨なもの、病気扱いされて牢獄に入れられかねないですよ。
あがり症は軽い症状です。実は緊張していても何事もないように振る舞っているだけだったり。誰でも起こることなので、意識しすぎないことです。
相談するのは難しいですね。カウンセラーの人とうまく話せるのか?病人扱いとか差別的に言われるなど配慮のないことを言われるか?あがり症の人だとメール相談だったり電話相談がおすすめです。
病院へ行くのは精神的にいいことではないですね。どこかへ行って話すよりは、自宅で電話相談するほうが心理的に楽になれます。対面すると緊張する。横に並ぶと和みやすいというように、人との話し方にも良い悪いがあるんです。
人生相談だと、普通の人の普通の悩みに答えられる。こんな時どうしたらいい?具体的なアドバイスが聞けるでしょう。病院だと受け身になるので相手が一方的にしゃべるだけです。
人に話すことに慣れること。うまく話せなくてもいいので一歩を踏み出すことです。