
ゲーム依存とはなに?
克服するには、まずはその人がどれだけ依存症になってるか!
- オンラインが辞められない
- 寝る時間を削ってやる
- 1日5時間以上プレイ
- ネトゲ仲間と離れられない
- リアルな現実生活を犠牲にしてる
- 現実逃避としてゲームしている
- 自分でも中毒と感じている
一つでも当てはまったら注意ですね。たかがゲーム依存症と思いますか?WHOでは「ゲーム中毒」として、障害と分類されるようになりました。
私も過去にはファミコンからゲームボーイ、プレステと長時間プレイしてきました。だからわかるんです。依存症と普通のプレーヤーとの違いが。
「やばい、おかしくなってきてる」。自覚がありませんか?おかしくなってもいいと思って、やりこみしたりコレクション。ついついレベル上げしてしまいますね。
でも依存症になったら?私が克服したのには現実世界を変える必要があったのです。
病気なの?
ゲーム依存症は障害で、重度になると病気です。重度の依存症になってしまうと、病院やクリニックに通うことになってしまいます。
賭博行動に関連する健康上の懸念は賭博障害に限定されず、健康の他の側面(例えば不十分な身体活動、不健康な食事、視力または聴覚の問題、筋骨格の問題、睡眠不足、攻撃的行動および鬱病)および心理社会的機能も含む。
WHO英語より翻訳
子供がずっっとプレイしている。心配になるご家族もいることでしょう。ただ、病気と決めつけるには早いのです。
「病気と決めつけないで!」。理解してあげてください。
テレビゲームは気分転換やストレス解消にやるものです。少しプレイ時間が長いとしても、中毒症状はでません。ポケモンショックのような社会事件はありましたが、3時間5時間プレイしても中毒症状はでないからです。
自慢じゃないですが、私は1日10時間以上プレイしたことありましたね。でも健康上問題なかったです。眼精疲労やVDT症候群のような疲れはでましたが。
「病んでる」なら注意信号。健全なゲーマーなら、問題はないものです。医師からも「やりすぎないように」と言われるだけでしょう。精神科をすすめられるような人は、よほどの異常行動が目立つ人だけです。
VDT症候群は、肩こりやドライアイや視力低下などもでますね。精神的に病んできて、イライラしたりうつ病に近くなったら克服が必要ですね。


原因は何?
ゲーム依存症の原因は、現実社会への不満。欲求不満のはけ口です。
やる気がない無気力症で、なぜかやりたくもないゲームをやってしまう。
私も依存症に近かったときがあります。学校いかない、会社行かない。そんなイライラを忘れるため。原因は社会や家庭との関係、不協和音です。
うまくいかない。それがネット依存、テレビゲーム依存にさせます。私は人間関係に嫌気がさして、ゲーム依存になったことありますね。眠れなくなって、夜も徹夜プレイ。昼夜逆転していたり、寝る時間も不規則。仕事も不安定だから、余計に生活習慣も乱れるんです。
つまり、原因は仕事やプライベートでのトラブルです。
二通りのタイプがいますね。おもしろいからという人と、現実逃避タイプの人です。
![]() | 現実逃避タイプ 私生活や仕事がうまくいかない。リアルで充実していないので、ネットやゲーム世界に没頭している。あるいは現実に興味がない。二次元趣味や美少女好きなどオタク傾向。内向的で付き合いが狭く深い。 |
![]() | 快楽主義的タイプ ゲームの面白さにはまっている。性格的には普通だったり、生活上のトラブルはない。普通の会社員だったり、フリーターなど仕事をしていたりする。病的ではないが長時間プレイ。 |
ソーシャルゲームはコミュニティでもあります。友達ができない人たち。ネットゲームで仲間を作ったりしますね。これは異常と思いますか?
学校生活、受験勉強、会社への不満・・・。イライラからゲームに走ることもあります。
もちろん、おもしろいから!それは病気的なものというより、ハマっているからなんです。趣味になってくると、日課になるので夜遅くまで遊んでいてもおかしくない。
つまり、なんでも病気と片付けられないんです。ただ学校行かない不登校、仕事しないニート。このままでいいの?
子供にどうするといい?
頭ごなしに叱るだけでは、子供は言うことを聞かないものです。ゲーム機のプレイステーションや任天堂ゲーム機を取り上げても、仲が悪くなるだけで問題は解決しないでしょう。
中学生なら学校や受験や進路が気になってます。高校生、大学生でも同じでしょう。家庭内で相談しようとしても、避けられがちですね。
ゲーム依存症の子供の心理
- 学校がつまらない
- 学校で人間関係トラブルがある
- 勉強や受験に悩む
- 教師や親がうざったい
- 友達がいないので話せる人がいない
- 進路の不安がある
- 理由のわからない焦燥感
- 生きづらい息苦しい
その子にとっては、親の存在もうっとうしくなってます。だから親子で対話するのも限界があるでしょう。話し合うというのは難しいこと。
子供に別な生きがいや進路を見つけてあげましょう。学校がおもしろくないなら、仕事のおもしろさとか、他の趣味の楽しさを感じさせることです。
旅行に行って、スポーツやレジャーのおもしろみをわかってもらいましょう。アニマルヒーリングのような動物とのふれあいも良いとされています。
私が子供の頃、登校拒否して中退した過去がありました。それは結局は自分自身で解決しないといけないことだったんです。親や教師や学校では克服できない問題。
その子がゲーム以外の興味をもって、仕事や家庭などに向かっていけるのかです。子供に向いている仕事が見つかれば、エネルギーがそちらに向かうでしょう。ゲーム何十時間もプレイするという根気を、良い方向に向かわせることなのです。
具体的なことは相談してみることをおすすめします。


治すには?克服法
- ゲーム機をしまうか捨てる
- 家族がコントロール
- 他のやりがいを見つける
- 仕事や私生活を変える
- 価値観や考え方を変える
- カウンセリングを受ける
私がどうやって克服したか?それは他の生き方を見つけたから。ゲーム依存症になってしまうのは、他にやることがなかったり、生きがいや充実感が得られないことがあります。
だから他に充実のあることを見つけさせるんです。それがないと、ただゲームを取り上げただけではケンカになるでしょう。
命令するだけでは人は動かないんです。あなたも大好きな物を取り上げられてムカッときたことはないでしょうか?なぜゲーム依存になってしまうのかを知らないといけないんです。
その人が学校や仕事や人間関係などで生きがいを見つけられるのか。価値観がなくて、ダラダラと終わりなくプレイしてしまう。
ゲーム依存症は治りにくいものです。スマホで携帯できるので、いつでもゲームアプリができてしまう環境です。リバウンドするように、辞めてもまたやり始めてしまう。
◇禁断症状
辞めるとストレスがたまる。アプリや家庭用ゲーム機、アーケードなど他の種類でもやりたくなる。1日ガマンするのもつらい。1週間以上中断していると徐々にゲーム欲求が減ってくる。禁断症状がでてきたら、ネトゲ廃人。
ゲーム辞められない。解決策の一つは相談してみること。性急に力づくだとDVなどトラブル原因にもなりかねないからです。相談してみて良い方法を探しましょう。