
機能不全家族とはなに?
「ガチャーン!」
怒鳴り声が聞こえる問題家族のことでしょうか?
機能不全家族は目に見えて分かりづらいケースもあります。例えばこんな特徴があります。
- 父と母どちらかいない
- 家庭がそもそもない
- 虐待や言葉の暴力がある
- アルコールなど依存症がある
- 極度の不仲でケンカが多い
- 家庭が冷え切りすぎている
- 過度のしつけ教育がある
- 行動を制限したり強制している
- 極端な甘やかしがある
- 子供を嘲笑してバカにしている
- 思想、宗教が極度に偏っている
- 親が鬱などの精神病
夫婦仲が悪いと機能不全家族なんでしょうか?一部の心理学者によると、全体の半数以上が機能不全家族の傾向があるとされます。臨床心理士の信田さよ子などは多くの家庭に問題があると言います。
子供を冷たく見てませんか?受験で良い大学に入ること。良い会社に入ること。期待しすぎたり、反対にまったく期待してなかったりしませんか?
克服していくには、どこがどう原因なのかを知りましょう。自分なのか、夫や妻のことか?こじれた人間関係や会社のことか・・・。
幼少の頃に家庭トラブルがあるとアダルトチルドレンになってしまうこと。アダルトチルドレンとは子供の頃の心の傷が治らない、トラウマを持った子供のことです。
機能不全家族の子供の症状例
- 過度の優等生になろうとする
- おどけてピエロの役をする
- 嫌われ役になろうとする
- 自分の存在を消してしまおうとする
- 親の代わりになろうとする
- 兄弟や家族の世話を焼く


病気なの?
内閣府精神障害者グラフ
機能不全家族という病名はありません。ただ親や子供が社交不安障害、うつ病だと病気になります。ギャンブル依存症やアルコール依存症は病気とされているんです!
自分や親に異常があるのか?他の人に診断してもらうのが一番です。実は仕事や家庭の悩みがありませんか?子供にあたったり、家庭のトラブル原因は他にありますね。
仕事ストレス、過労、人間関係etc。正常だった人が、ブラック企業に勤め始めて家庭崩壊していくケースもあります。社会的に認められている会社員、公務員。トラブルや不協和音があると子供に余計なストレスがかかるようになってしまう。
子供が病気になるといいます。異常性癖とか、引きこもりの不登校。自殺・・・。機能不全家族というのは教育でもあり、家庭内の問題でもあります。


臨床心理士と私の意見
そもそも機能不全家族というのは、臨床心理士の西尾和美などが提唱しているものです。本当に病気で治さないといけないものでしょうか?
私の家族はいわゆる中流の普通の家庭と言えます。これは機能不全家族だったのか、普通だったのかよくわからないものです。
会話はありました。旅行行ったり普通の家庭のようなものでしたね。でもすごく暖かいとは言えません。それは夫婦共働きや、兄弟の不幸などが重なったから。
普通の家庭のトラブルを異常とするのは本当に正しいんでしょうか?
アダルトチルドレンという、心の傷を負った子供になるという話。それは誰にでもあることだと、西尾和美は言います。一説によると80%はアダルトチルドレン。
心理カウンセラーは人それぞれ。マニュアルや資格があるものです。ただ私の姉は精神病でしたが、病気は治ってないんです。病院、精神科というのは完璧に治療克服できないものなんです。
原因は何?
機能不全家族の原因はいくつかあります。
- ストレスや不安
- 性格、性癖の異常
- 過剰な自己愛ナルシスト
- 社会との関わり方の不適合
心理カウンセラーの話によると、心の病は目に見えないものとされます。対話してじっくりとカウンセリングを受けて診断するものです。原因がどこにあるのか?ご家族への影響はどれほど出るのか。
夫婦仲、嫁姑問題、親の親の祖父母関係などにトラブルはありませんか?将来の不安や理由のわからない神経症。なぜ自分がイライラしているのかわからないことも。
不注意症のADHDは病気とされました。ゲーム依存症やギャンブル依存症も病気だとされるようになったんです。
ご自分、ご家族の悩み事。相談して解决しましょう。将来や仕事や育児のこと。たくさんありすぎて困ってしまいますよね。人生相談だとそんな悩みごとにピッタリ。


親と別れる方法とは
日本の法律上、親との縁は切れません。別れることはできます。
参考 弁護士ドットコム
https://www.bengo4.com/c_18/b_132520/
アルバイトでも正社員でも、働いて自活するなら親と別れられます。機能不全家族は治らないこともあるので、離れて生活するのも良い方法です。
大都市だと求人はいくらでもあるんです。アパートやマンション、緊急連絡先があるなら保証人不要で借りられます。親がいなくても生活はできるんです。
こんがらがった関係。改善できませんよね?弁護士と相談しても解決するとは限らないんです。離れ離れになって、一度お互い頭を冷やしてみましょう。
毒親とかDVのようなことは家庭裁判になってしまいます。家を出て新しい人生をスタートすることでやり直せるんです。
例えば子供がいつまでも独立しない。思い切って一人暮らしさせたり。
親子関係を改善したいと考えるなら、ご家族だけで話し合っても解决しないことが多いです。ですから相談するところを探して、問題原因を探して克服していきましょう。


治すには?克服どうやる
「治療にはご家族の協力が重要」などといわれますと、大きな責務を感じて、ついつい力が入りがちですが、あまり特別なことを考える必要はありません。一つ一つ言動に気をつけるあまり、ご本人が「まわりに心配ばかりかけてしまっている」と感じさせしまうこともあります。まずは力を抜き、病気の理解からはじめてみましょう。
厚生労働省心の耳
機能不全家族の克服法は、他の人の意見を聞いて、家族だけで話し合わないことです。夫婦だけだと意見が対立したり、関係が崩れて仲直りできなくなることも。
自分ひとりだと視野が狭くて、「こうでないといけない」と思い込みがちです。価値観の違い、世代間の考え方の違い。他の人ならどうやって解決するのかを聞けばいいんです。
子供がなぜかおどけていたり、いつも嫌われ役ばかりしてしまう。学業優秀でないと自分の存在価値はないと思いこんでしまう。これは後々のその子の価値観を歪めてしまいます。
親が育児に困ってしまう。それはその親も育ち方ががいびつだったからという例もあります。どうすると育児がうまくいくか。人生相談をおすすめします。