
無気力症とは
- 順調だがなんとなく虚しい
- 問題はないが漠然とした不安がある
- やりたいことが見つからない
- 状況に流されて受験や就職した
- 5月病、燃え尽き症候群になっている
- 学校、会社に行きたくない
- 努力してもムダだと思っている
- 学習性無力感
- 何事にも無関心
- 意欲がない学生
意欲が低下したり、自発性が低下したり、感情の起伏が小さくなったり、周囲に無関心になったりするような無気力な症状を呈することを「無気力症」「無気力症候群」「アパシー・シンドローム」といいます。これらの反応は、強いストレスから心を守るための逃避行動だとも言われています。
厚生労働省e-ヘルスネット
高校大学に行っていてなんとなくやることが見つからずにダラダラしてしまう。中学生頃から進路や受験との板挟みで憂鬱になりがち。そんな学生、社会人を無気力性といいます。
普通に会社へ行っていても、燃え尽き症候群のように意欲を失ってしまう。仕事への不満から出社拒否になったりする例もありますね。
私の場合だとはっきり言って無気力タイプでした。進路どうしたらいい?自分の適職って何?そもそも就職できるの?会社でうまくいくか自信ないよ・・・。
バイトやパートで低賃金、待遇も最悪で職場も最低。そんな鬱状態から回復するにはいくつか方法があります。
誰にでもある悩みですね。一時的にうつ病になってしまったり、将来の人生設計に迷いがでてしまうことです。引きこもりのニートをしてしまうこと。


学習性無力感
無気力症の中でも、特に何度も何度も心に傷を受けたタイプが学習性無力感。何回も受験して不合格になったり、面接に100社行っても就職が決まらないなど。
「自分はなんてダメなんだ」
仕事でミスが多かったり、ついていけないと無気力症になってしまう。30代40代だから面接行ってもムダ。悟ってしまうことです。
他の例では、何度も暴力やストレスや精神的ショックを受け続けていると無抵抗になってしまう。こんなタイプの人は学習性無力感かもしれません。
何をされても無抵抗。
言葉の暴力や肉体的な家庭内暴力DV。「オマエは本当にダメな奴だ」。長い間言われ続けてたら本当にそうなってしまいます。
自分にはできないと学習してしまうこと。
就職できないと絶望してしまう。私が良い例でした。行きたくない会社に行かないといけない。そこで我慢して生活していけるか?何十年もその会社で社員として働けるのか。
無気力症になりますね。どうにもならないというのが学習性無力感。それを克服していくには環境を変えるしかないのです。
中学生、子供のやる気
子供の頃から無気力症だった。あなたならなぜか理由がわかるでしょうか。はっきりしない、原因がいくつかあったりしますね。
- 進路
- 受験勉強
- 趣味
- 友人 人間関係
- 就職
- 独立
中学生で進路決定は難しいですね。社会勉強もしてないので、自分の適職が見つからない。向いている仕事があると思っても、専門学校や資格をとらないといけない。
高校や大学に行かないで専門学校に通うか。そもそも無気力症になると、頭が働かない・・・。やらないとと思っていても、体が動かない。どこに相談したらいいか、いくつか選択肢の中から決めきれない。
アメリカの精神科医であるウォルターズは学生の無気力症をスチューデント・アパシーと名付けました。米国や日本でも同じような悩みを持った人がいるんですね。たくさんの悩みが一気に来たら、呆然としてしまいませんか?
上のような人生の決断。大人でも難しいですね。子供の頃に中高生で決断しないといけないのは酷でもあります。10代のころに無気力症になってしまう。大学に行かないでブラブラとしたりバイトや合コンに行ってしまう。


原因はなに?
たくさんの悩みがありすぎてませんか?それが原因の一つです。
葛藤がたくさん。就職したいけどできない。学校や資格とらないといけない。でも資格とっても仕事もらえるかわからない。
このような葛藤が多すぎると思考停止のフリーズ状態になってしまいますね。パソコンやスマートフォンでも一度のたくさん仕事をやらせるとフリーズするでしょう。
人間でもフリーズしてやる気がない無気力症になってしまう。応答がない。
やる気を出そうとしても「やっぱり解決できない」とまたやる気がなくなる。それは原因が深刻だからですね。
「頭がボーっとする」
「がんじがらめで動けない」
「解決できないいくつもの障害がある」
まずは自分のどこが原因なのか知っておきましょう。人間関係か、仕事や職場関係か、とにかくやる気が起きないとか・・・。
やる気は出てこないけど、遊ぶ気だけはわいてきますね。ゲームや飲み会や旅行。いつかは就職しないといけないということを忘れてしまいたい。
自分ひとりでは解決できない悩みです。だから他の人に相談してみることをおすすめします。


病気?うつ病との違い
無気力症は病気とは違います。5月病に似ていて燃え尽き症候群とも似ています。症状が重くなると、うつ病や退却神経症で病気と診断されます。
うつ病に限らず、ほとんどの精神疾患の原因ははっきりわかっていません。うつ病にかかっているときには、脳内の神経と神経の間で情報を伝える化学物質が減っていたり、神経の状態に変化が起きていたりしているということがわかってきていますが、それが原因で病気が起きているのか、病気の結果そうした変化が生じているのか、まだわかっていません。
厚生労働省より引用
失望感、絶望状態。そこまでいくと精神疾患になってしまうんです。ただ、自分で病気と思っても何も良くならない。「病気なんだ」と思うほど、うつ症状がひどくなってしまいますよ。これは私の体験上の話です。
病院へ行って「カゼです」と言われたとたんに、セキが出てきて熱が出てくる。心理的に病院で言われると「そうなんだ」と思いこんでしまうんです。アパシー・シンドローム(apathy syndrome)や社交不安障害、ADHDなどと診断されてしまいます。
無気力症になっていても、回復はできます。よくなっていければやる気ゼロ、HP1状態を克服できますよ。


回復、克服方法とは
どうにもならないと思いこんでませんか?絶対に会社行かないといけないとか、学校でないと行けないとか、親から離れられないとか・・・。日本は絶対じゃないんですよ。
大学卒業しなくても就職できる人はいます。そもそも会社へ行かないで他の選択肢を探せばいいんです。自営業者、フリーランス、会社社長。
面接なんて行かないでも生きてられるんですよ。遊びたいとか怠けたいのは誰でもありますよね。遊びたいなら、遊んでも生活できるような仕事を見つけましょう。
思い込みが解決されれば、無気力症も良くなっていきますよ。私の場合でも、絶対にダメな会社に働きにいかないといけないのが鬱でした。今はそんな会社に行かないで収入と生活が成り立つとわかりました!
学校を出よう!
会社へ行くな!
憂鬱なところへ行かないであなたの人生を送れます。
知ってますか?有名な起業家でもヒッピー時代があったとか、挫折経験を持っていたりします。独立起業やフリーだったり、職業はいくつもあるんです。
何をやったらいいか、相談してみて決めましょう。無気力症の人は一人で抱え込みがち。視野が狭くて世の中のことがわからないんです