
心の傷のケア
そもそもスピリチュアルとは何でしょう?霊や魂やオーラのことではありません。
あなたが生きてること。生きがい。人生のテーマがスピリチュアルなのです。
「苦しいです。生きてることが」
そんな心の叫び。癒せない心の傷を治療したり、痛みを知って理解してあげること。それがスピリチュアルケアなのです。
- 心理的
- 肉体的
- 精神的
あの世界保健機構WHOでも認められた存在。
Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
スピリチュアルヘルスについてWHO
WHOではspiritual healthが必要とされます。霊や魂というより、精神的な心理的な健康が必要と言っているんですね。
宗教や人生哲学と一緒にされますが、似ているようで違うもの。人生の一番大事なこと。
体が苦しかったら苦痛を和らげるくすりがありますね。心が苦しかったらどうすればいいんでしょう?アルコールやドラッグに手を出したら依存症になってしまう危険もあります。
こころに特効薬はないんです。
だから対話が必要なんですね。
心のケアは社会問題でもあります。日本は世界でもトップレベルに自殺者が多い国。凶悪犯罪者は精神障害や発達障害など心に問題のある人物だったからです。
私は心にトラウマがあります。アダルトチルドレンとも言って、過去の記憶を引きずっている人ですね。忘れたはずでも、思い出すと動揺して不安定になってしまうんです。
スピリチュアルの「自分探し、生き方探し」には影響されました。自分の生きてることに意味を見つけること。無価値だった頃と違って、今は生きてることに意味を感じられます。
癒やしがないとどうなるのでしょう。傷口は癒やされないまま、化膿してしまうように、他の病気の原因にもなってしまうんですね。心の傷から、うつ病や不安症に。
人生のテーマの答え
生きてることに意味はあるの?あります。ないと思ったら、毎日つらい思いをして仕事にいけますか?通勤や労働の苦痛。それは命令されているからでしょうか。
あなたが生きてることに、なんらかの意味はあるはずですね。それを見つけること、知ることが、人生の意義でスピリチュアルケアなのです。何もわからないまま、受験して就職しますよね。適職もわからないのに就職活動しないといけない。
家族が生きがいでもいいでしょう。仕事にやりがいがあって孤独でも充実した生活を送っていればそれで十分なはずです。
ありもしない幸福や自分探しをする必要はないんですよ。
例えば私がそうでした。就職の悩みは一生のテーマだと思ってます。今はフリーですから、就職ではなく仕事を受けたり探すことに懸命になってます。
人間関係で悩んだりすること。私の過去の重大テーマでした。学生から社会人まで、今までうまくいったためしはないのです。それが人生に暗い影を落としていることに気づいてました。
人生とは良い出会いを探したり、良き伴侶を探すという人もいますよね。それも間違ってませんが、私には間違っていた。孤独でも良い人生を送ることができるんですよ。
スピリチュアルケアはそうした心の悩みや苦痛を対話しながら解決するものです。
私の心は病んでいるのではなく、このままでいいのです。そこに気付かされた時、人生が変わりました。
「結婚できないと幸せじゃない」「良い友人や同僚がいないといけない」。そんな一般的な人生の意味。ぶん投げちゃいましたね。
スピリチュアルケアは私のような心がゴワゴワして揺らいでいる人とぶつかり合って悩みを理解することなのです。
スピリチュアリストに相談するとスゴイですね。お話が神秘的で今までに体験したことのないような出会いです。
生きがい
生きがいがない。
やりたいことが見つからない。
そんな人も多いですね。
高校や大学で進路が決まらない。実はニートしてしまった。私にもニート時代がありましたが、そんな悩みを恥ずかしがって隠す必要もないと思います。
スピリチュアルケアは「自分はこのままでいいのか」と自問自答する人たちに答えを与えるものです。
毎日家事をしたり仕事するのは苦痛ですか?真綿で首を絞められているように苦しかったら、あなたには生きがいが必要ですね。
「なぜこんなに苦しんでいるのか」「毎日毎日同じことの繰り返しに疲れた」。もしそんな疲労を感じていたなら、ケアが必要なことはおわかりですね。
相談してみて、あなたの心とその人の心が触れ合うものです。初対面でピリピリしてたりしますが、それもお互いにわかりますよね?
初対面の関係でも、目に見えない空気のようなフィーリングを感じませんか。この人と合うとか、優しい人だとか、冷たい人だとか。
相談してみると、今までの迷いが吹っ切れると言います。生きてることの意義を再発見してリスタートできる。
終末医療
最後の時。どんな気持ちでいるのでしょう。目を背けてしまいがちな終末医療ですが、その時をどんな風に迎えるか。淡々とサバサバしていられるものでしょうか。
スピリチュアルケアには主に4つがあります。
- 精神的苦痛
- 身体的苦痛
- 社会的苦痛
- スピリチュアルペイン
病院のベッドで寝ている自分、想像してみてください。自宅とは違った、社会的苦痛があるでしょう。肉体的にはもちろん、精神的にも追い詰められてしまいます。
その時の不安や苦悩がスピリチュアルペインなのです。
「なぜ私がこんな目にあっているのか」「このまま終わるのか」「絶望、無意味」。心が崩壊してしまわないように、対話しながら自分の生きてることを見つめ直すものです。
あなたは臨終の時、家族といたいですか?一人でも耐えられるでしょうか?絶対に夫婦でいたいなら、結婚時期や良い出会いを探すしかないですよね。運命を知ること、あなたの性格やピッタリ合うパートナーのタイプを知ることも重要なポイントなのです。
何のために生きてるのか
この問に答えられる人なら、カウンセリングは必要ないかもしれません。あなたに迷いがあって、人生のテーマに気がついてないなら今すぐ相談したほうがいいですね。
私が生きてるのは自分らしくあるため。会社や職場の中での私ではなく、ちょっと人と違った私。自分のありのままで生きていられることは幸せなことですよ。
会社や家庭で不協和音がでてたり。そんな中であなたの心は傷んでませんか。スピリチュアルケアはそうした痛みを和らげたり、話していくなかで理解することでもあります。
目的や価値を見失ったら、迷子になってしまいますね。意味を再発見すると、生まれ変われますよ。人生哲学というより、マイライフをハッピーエンドで送れるか。
ライフスタイル、このままでいいですか?人間関係の中で、心がボロボロ。倦怠感を感じていたり、今のままではいけないような不安感が出たりしますね。
病院の薬学的、医学的ケアとは違います。スピリチュアルケアはこころを温めるもの。病院のベッドで寝たいと思う人は少数派ですね。カウンセリングを通して、あなたの心が元気を取り戻して明るい朝を迎えられるように。
癒やされるには
まさにこれです。ヒーリングというのは、体だけでなく心やメンタルヘルスを改善していくこと。歪んでしまったり、汚れてしまった。そんなこころをメンテナンスすることです。
スピリチュアルというのは超常的や霊的と捉えられがちですが、私達の人生そのものです。ヒンズー教か儒教かイスラム教かとはまったく無関係のことです。
やっぱり霊はどこか信じられない。私も魂の存在には疑問がありましたね。それでもスピリチュアルの心をテーマにした話には感動すら覚えました。
私が生きてること、無意味じゃないんだ。価値を与えくれて、活力を取り戻すものです。
どこかで卑屈になったり、自分はいらないんだと思うことがありますね。社会から必要とされてない。誰からも、家族からも。
そういうネガティブな気持ちに陥ること、誰でもありますよ。いたんだ心、癒やしていくとモヤモヤしたものが少しスッキリします。
もちろん快晴というほどスゴイ効果ではないでしょう。私も陰というか根暗のような気質があって、今でもちょっと暗い人なんです。
それでも癒やされたと思えて、曇り空から少し日が差し込んだくらい。雲ひとつないブルースカイというのは、ネアカな人だけだと思うんです。
傷つきやすかったとしても、生きてけます。将来の悩み、これから起こることでクヨクヨしないで前向きに生きていくには?
そんな答えを探したくありませんか?