
ストレッサー
ストレッサーとはストレスの原因です。自覚がないなら、原因を探さないといけないですね。健全で私生活でも会社でも問題がなかった人が、ある日突然というケースもあるからです。
わかりやすい原因は過労や心の悩み。他に心理的理由、肉体的理由、化学的理由などがあります。いつも無理していると、体が耐えられなくなって病院に行くことに・・・。中高年になるとムリに耐えられなくて救急車を呼ぶこともあるんです。
「なにも困ってない」「原因がわからない」。そんな人もいますね。ストレス原因に自覚がないと、なぜ自分がイライラしているのか気づかない。そして克服できないので重症化してしまうこともあるんです!
精神的な原因
- 対人関係の悩みがある
- トラウマが残っている
- 孤独、ひとりぼっちだと思う
- 意欲がない、やる気がない
- 鬱っぽくてぼんやりしている
- イジメを受けた記憶が残っている
- 強いプレッシャー、期待がある
- 理由のわからない焦燥感がある
- 傷つきやすいガラスのハート
ストレスといえば、真っ先に思い浮かぶのがこころの緊張。緊張が強すぎると、めまいを起こして呼吸困難になったりします。
心のストレスとはボールのようなもの。まったく圧力がかかっていないと、しぼんだままですね。適度な圧力がかかっていると、ちょうどよいボールができます。圧力が強すぎると「バン!」と破裂しまいますね。
人は常にストレスを受けています。それが強いか弱いかの違いなんですね。適切な空気圧を調整しないと、たるんだままで無気力な人になってしまう。
ただ現代人はうつ病、社会不安障害SAD、無気力感、承認欲求のような心の闇を持っています。依存症や凶悪犯罪に結びつくことで、行政も含めて社会的にサポート・ケアしようとしています。
心の病を放置するとPTSDや不安症や鬱などになってしまいますよ。自分で鏡を見るように内面を見つめてみましょう。他の人にカウンセリング相談するのもいいですね。
物理的な原因
自分では感じてなくても、ストレス原因になっていることがあるんです。それが物理的なストレス。
- 過労、過活動
- 肉体的疲労
- 内臓器官の機能低下
- 不眠、過食、拒食
- 暑さ寒さ、高温多湿
- 気圧変動の体調不良
- 痛みやかゆみなどの刺激
- 制服、ネクタイ、下着などの圧迫感
普通だとあまり関係ないと見過ごしがちですね。でも人間は感じられないだけで、肉体的な感覚をもともと持っているのです。
「なぜか5月病」それは暑さや気圧変化だったり。低気圧や雨の日になると、痛みや憂鬱感が出てくる。それには理由があったんです。
普段からストレスを受け続けていると感覚がマヒしてきます。いつも過労になっていると、疲れに気が付かなくて、ある日突然バッタリと倒れることも!夜にぐったりと疲れて電車やタクシーで寝てしまったら危険信号です。
寝る時、寝苦しくて目が覚めたことはありませんか?衣類がきつすぎたり、布団の中に湿気がこもる(物理的ストレス)が睡眠障害の原因にもなるんです。
化学的な原因
- モニターのブルーライト
- 電磁波過敏症
- ホルムアルデヒド等シックハウス
- 洗剤等の薬品
- 医薬品の副作用
スマートフォン、ゲームやりすぎてませんか?PCやスマホのブルーライトはストレス原因です。1時間以上見続けていると、VDT症候群といって疲れ目や精神障害にもなりやすいと言います。
VDT症候群は目の疲れだけでなくて、心も病んでくるものです。よくいますね。ネットで病んでいる人。モニターをずっっと見続けていると攻撃的になったり、憂鬱になったりとストレスが溜まるものです。
抗うつ剤、精神安定剤、麻薬、覚醒剤も化学的に副作用の高いものです。不満や悩みごとから、くすりを使用するように。それが体にも心にもダメージを与える危険もあるのです。
くすりの乱用はいいことないですね。だから他の治療がおすすめ。普通の相談、カウンセリングだと副作用もなくて気軽に話せますよ。
会社や職場
- 職場の人間関係
- 年収、減給、退職金収入の不安
- 仕事内容の不満
- 残業など仕事量の多さ
- 昇進や昇給
- 就職できない
- 転職先がない
- 将来の職の不安
職業生活等において強い不安、ストレス等を感じる労働者は約6割に上っており、また、メンタルヘルス上の理由により過去1年間に連続1か月以上休業した労働者の割合は0.4%
厚生労働省職場復帰支援PDF
会社は病んでます。それは人の集まる場所だから。人が集まるとストレスが起きますよね。表面的に仲良くしていたとしても、実は裏では悩みや不平不満があったり・・・。
アンケート結果でわかることは、職場の人間関係の悩みが多いということ。上司や部下や同僚と合わない。多くの人が会社のストレス原因を人間関係だと言っているのです。
仕事のことで人生相談する人が増えてます。燃え尽き症候群のように、仕事意欲をなくしてしまう。「本当にこれでよかった?」「自分に合う仕事がわからない」「向いてない仕事を押し付けられた」。
自分では気づいてないこともあります。周囲の期待やプレッシャーを感じていて、それが大きすぎて押しつぶされてしまう。職場では不安症や過労死やうつ病など精神性のストレスも出やすいところです。
人間関係
- 会社での関係
- 親子兄弟問題
- 恋愛結婚の悩み
- 急性的な対人ストレス
- 慢性的な対人関係の悩み
- 年齢男女の意識価値観の違い
ストレスの内容を具体的に見ると(2012年の調査結果)、人間関係(41.3%)が最も多く、仕事の質(33.1%)、仕事の量(30.3%)と続きます。これを男女別に見ると、男性では人間関係(35.2%)が最も多く、仕事の質(34.9%)、仕事の量(33.0%)と続くほか、会社の将来性(29.1%)や昇進、昇給の問題(23.2%)、定年後の仕事・老後の問題(22.4%)についても男性の3人から4人に1人の割合で訴えていることが分かります。一方、女性では人間関係(48.6%)でストレスを自覚している人が約半数を占め、続いて仕事の質(30.9%)、仕事の量(27.0%)と続いています。
厚生労働省労働者のアンケート結果
はたらく人のストレス原因の1位は人間関係でした。プライベートでも恋愛でのうまくいかないこと、失恋の心の痛みなど人間関係では大きなショックを受けるものです。
付き合う人が悪かったら?急性的なストレスで寝込んでしまったり、鬱や対人恐怖症になることも。子供の頃から慢性的にストレスに弱くて、人の集まるところが苦手。飲み会や宴会、パーティが苦手な人だと深刻です。
人間関係では人生を天国にも地獄にも変えるもの。人生相談の例ではトップクラスに多いです。「なぜ別れることに?」「どうしてうまくいかない?」。そんな疑問に答えられる人に占い師があります。


中高年の悩み
- 今の仕事続けられるか
- 退職や転職の問題
- 定年後の年金やお金
- 老後の健康と病気と介護
- 家庭内の問題
- 理由のわからない寂しさ侘しさ
- 老いという衰える体
- 肉体的心理的ストレス増大
30代、40代は人生の転換期。それは仕事で重要なポジションについたり、管理職になるから。今までとは違った重圧を感じて、心身ともに参ってしまうことも・・・。
子供が大きくなって、自活して一人暮らし。心にポッカリと空いた穴を埋められない。反対に親と同居したまま、バイトしたりしなかったりのフリーター・ニートの子にスネをかじられて悩むことも。
中高年の人にこそ、人と相談するという意味を知ってほしいですね。一人だと閉塞的。視点が狭いから、ハマってしまい悩みが深くなってしまうこともあります。
孤独死が増えているのも、友人や家族との関わりがないから。他人でも相談することはできますよ。理由のわからない空虚で虚しい気持ち。黄昏るよりも、ポジティブなこころを持つためにできることを探しましょう。
痛み
ストレスを感じると「胃が痛い」「頭痛がする」と言いますね。実際にはストレスが過剰になると副腎という内臓が疲れてしまうんです。抗ストレスともいう、コルチゾールが分泌されるのも副腎です。副腎は胃の近くにありますが痛みは他の部分に出てきます。
心に病を負ってしまうと、肉体よりも精神に痛みが出てきます。それはトラウマだったり、古傷としてずっと苦しめ続けるものです。
心理的なところは、目に見えません。実は痛みがひどくなっているのに、自覚症状がない。心のトラブルは死に至る病。
ストレスは万病の元という話は本当です。健康食品やサプリメントを食べても、ストレス過多だとムダで無意味なんです。
慢性的だと過労がありますね。過労死は労災がおりるくらいで、社会問題です。慢性化するといつものことなので、限度を過ぎていることに気づかない。そして脳や内臓にもダメージが出ていたりして救急車で運ばれるんです。
急性のストレスだと、激しい苦痛を伴います。後遺症が残ってしまうので、早くにケアをしましょう。薬物的な治療よりも、副作用のない心理的なサポートが安心です。
心に傷がありませんか?優しく癒やしてほしいなら人生相談。占い師という母に癒やしてもらいましょう。